網膜剥離は原因不明で起こる場合と、外傷や糖尿病、
妊娠中毒症、虹彩毛様体炎などの病気に引き続いて起こる場合とがあります。原因不明の場合は、
近視が原因の場合が多いようで、できるだけ早く手術をしなければならない場合があります。特に急に視力が低下したり、
視野が欠けてきた場合は急いで受診しなければいけない危険な病気です。
網膜剥離がおこると、その部分の視細胞は色素上皮細胞から栄養をうけることができなくなり、機能が著しく低下します。
視細胞そのものにはもとに戻る再生力があるので、網膜がもとどおりに復位すれば機能が戻ります。しかし時間がたてばたつほど、
完全というわけにはいきません。特に黄斑部は敏感で、ここが剥離すると短期間でも視力が正常に回復するのは難しくなってしまいます。